ネパール小学校建設計画について

ネパール小学校建設プロジェクトの詳細について

※2014年9月時点の資料を掲載しています。

1.プロジェクトを行う地域について

このプロジェクトは、ネパールのバンケ活動地域で実施を予定しております。

 

 

ネパール 日本
人口 3,048万人 12,654万人
5歳未満児死亡率(1,000人当たり) 48人 3人
改善された水源を利用する人の比率(% 89 100
1人当たりのGNI*(国民総所得)(米ドル) 540 45,180
1日1.25米1号ル未満で暮らす人の比率(%) 25 ??
小学校の就学率(%)(「ユニセフ世界子供白書2011」より) 84 100
小学校に入学した生徒が最終学年まで残る率(%) 95 ??


 

2.プロジェクトの背景

バグナハ村落開発委員会第4地区にあるシュリーエカタ小学校は就学前クラスを併設した小学校

で、同開発委員会内で唯一の小学校です。近隣の開発委員会にある最も近い小学校でも徒歩30

分以上かかるため、幼い子どもたちが毎日往復するには大きな負担になっています。そのため、

同校に通学してくるため幼児・児童の在席数が増加し、教室数の不足が問題になりました。

上述の問題を解決するために、学校運営を担っている学校運営委員会は村落開発委員会の支

援を得て、地元で調達できる簡易素材で仮設の簡易校舎を建設しました。この仮設校舎は、土と

木材でできた壁、粘土瓦で屋根をふいた簡素な建物で、狭い教室が4室しかありません。さらに

2011年にはバルデイヤ郡教育局の支援により校舎(2教室)および男女共用のトイレが設置され

ました。

しかしながら簡易素材でできている仮設校舎は、雨季には教室が水浸しになり、過密状態の教室

内は通気I性や採光も十分ではなく、子どもたちが快適に学べる環境ではありません。

また、同校には幼児や小学生の学習能力を伸ばすために必要な基本的な教材や遊具などが備

わっていません。特に就学前クラスおよび1,2年生のクラスには教室用備品もないため、子ども

たちはわらで編んだ敷物を床に敷き、そこに座って授業を受けています。

一方、校内には安全で衛生的な飲料水を得られる給水設備がありません。敷地内にプランの支

援で掘った井戸がありますが、この井戸の水は飲料用としての安全基準を満たさないため、トイレ

用に使用しています。

このような学習環境では、子どもたちに適切な基礎教育を提供することができません。また不衛生

な環境により、子どもたちは水に起因する病気を患う危険にさらされています。

3.プロジェクトの概要

本プロジェクトでは、バンケ郡内バグナハ村落開発委員会第4地区のシュリーエカタ小学校に、校

舎(3教室)を建設し、既存のトイレの男女別トイレへの改修および手動ポンプ付き給水設備を設

置することで、同小学校の教育環境の改善を目指します。

修繕予定の建物

現在の校舎

現在のトイレ

 

学年 シュリーエカタ小学校 在籍数
男子 女子
就学前クラス 9 11
1年生 7 7
2年生 8 7
3年生 7 9
合計 31 34

 

 

シュリーエカタ小学校の幼児。児童65人

4.プロジェクトの実施期間

13ヶ月

(なお、天候などの現地事'情によって活動期間が前後する場合があります)。

5.プロジェクトの目標

シュリーエカタ小学校に安全で衛生的な校舎を建設し、男女別トイレを設置することで、子どもた

ちの学習環境を整備し、基礎教育の質の向上を図ります。

 

6.プロジェクトの効果

シュリーエカタ小学校に安全で衛生的な校舎を建設し、男女別トイレを設置することで、子どもた

ちの学習環境を整備し、基礎教育の質の向上を図ります。

■ 活動

● 耐震設計の校舎1棟(3教室)の建設

● 新設の教室の床張りおよび教室用備品の支給

● 既存トイレの男女別トイレへの改修
● 手動ポンプ付き給水設備の設置

● 小学校1,2,3年生の各教室への図書コーナーの設置

● 就学前クラスへの教材・遊具を備えた学習コーナーの設置

なお、活動地域、内容は現時点での予定です。プロジェクト実施地域の事情などで、活動内容が

変更になる場合があります。その場合は、速やかにご報告いたします。予めご了承ください。

 

このプロジェクトの実施により、シュリーエカタ小学校に衛生的で安全な学習環境が整い、バグテ

ハ村落開発委員会に暮らしている子どもたちの良質な教育を受ける権利が実現されます。これに

より、子どもたちの心身の総合的な発達を促進します。また、「モデル幼稚園」として同村落開発

委員会内の就学前教育の中心施設として機能することにより、他の就学前教育施設にもその効

果が波及することが期待できます。

このプロジェクトの実現は、MDGs(国連ミレニアム開発目標)十目標2:初等教育の完全普及の達

成に貢献します。

 

7.プロジェクトの持続性

プロジェクト実施の段階から関与するコミュニティの住民は、このプロジェクトを自分たちのものとし

て認識し、その後の小学校の運営・維持管理に責任を持って行きます。また教育省や地方行政機

関も小学校の運営・維持管理を継続的に担います。これらを通じて、このプロジェクトによる効果

の持続性が担保されていきます。

8.プロジェクト実行者

株式会社フカイ

株式会社元気プロジェクト

プラン・ジャパン

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